愛媛県松山市
「パワーストーンとあなたの癒し人」
Stone Dr.®創立者 a-key(アッキー)こと やまさき あきです
私も経験者なのですが、ヒーリングやカウンセリングをしていて
クライアントさんが時々仰ることがあります。
「お前は橋の下で拾ってきた」と親から言われた!という話。
だいたい何か親を怒らせることをすると上記のように言われ
「そんなことばかりするなら拾った橋に捨てに行く!」と続きます。
これ・・・
親はしつけのつもりで言ってんだろうけど、
子供はかなりのトラウマになっていて、そういわれた人は基本
自尊心がかなり低く、自己肯定感もかなり低いです。
「橋の下から拾ってきた」と言われ続けたり、
兄弟には言わないのに自分だけに言ってきたり、
そういうことがあると子供はこう思います。
「自分はいらない子なんだ・・・」
「自分は両親に嫌われてるんだ・・・」
人間は「食欲」「睡眠欲」「性欲」の三大欲求がありますが、
精神的に大きな欲求というのは「承認欲求」です。
「自分はここにいてもいい」
「自分は愛されている」
それを確認できることで生きる力になります。
しかし親の「橋の下で拾ってきた」発言は
子供にとって一番愛して欲しい、一番認めて欲しい存在からの
強烈な否定なのです・・・
で、調べてみると「昭和のしつけあるある」なんだそうで、
どこの地域が・・・ではなく、全国的に親のしつけの言葉に入っている言葉なんだそうです。
親からすると「あるある」です。
でも、言われた子供は「あるある」だなんて知らない。
友達に「私(僕)拾われた子なんだ」なんて言えない。
心の中に「いつか捨てられるんじゃないか」という不安や恐怖の中
生活をするんです。
大人になって何かをきっかけに、「それを言われている人は実は多い」と知っても
長い年月をかけて自尊心や自己肯定感をそがれてきた事実は変わらないし、
それを知ったからといって、自己肯定感があがるわけでもありません。
自尊心が低い
自己肯定感が低い
私もそうだったし、たまにその「クセ」が出たりしますが、
一番愛していて欲しい人(親)に愛されていない=自分は誰からも愛されない
だから、「いい子」でいようとして、自分の本当の気持ちに蓋をして
人に合わせて疲れる。
もしくは、人に否定される前に自分から自分を否定する。
先日、ある方から頂いたメッセージを読んだ私。
「そうなんだ!ん?じゃあ、私はどうしたらいいのかな?変わらず行ってもいいの?」
そう思いました。
普通に、そのまま上記のように聞けば良いのに、私はこう伝えました。
「そっか!それは良かった♪じゃあ、私はもう用無しだね」
ひゃー!ひねくれてる!!
でも、こうやって先に自分を否定することで、
相手から続いて「だからもう大丈夫になったよ」と否定の言葉を出された場合の
自己防衛をするのです。
相手に否定されて傷つく前に、自分が否定すれば「相手に否定された」にならないから・・・
これ、実はめちゃくちゃ良くないことでして・・・
自分が自分を否定する。
実はこれが一番自己肯定感を下げるのに効果的なんです・・・
でも、ついついこうしてしまう。
これが自尊心の低い人や自己肯定感の低い人あるあるです。
自尊心が低い子供は大人になってから、本当の愛が分からず
不幸せな恋愛やSEXをしてしまうそうです。
求められると、それだけで嬉しくて・・・とか。
DVですら「愛してるからだ!」なんて言われて受け止めちゃったり・・・とか。
うむ・・・だから私は「女性としての不幸せ」をほとんど経験してるんですねぇ・・・
今は分かるんですよ。
厳しいしつけも「外に出しても恥ずかしくない子に育てなきゃ!」という親の義務感だった。
それが親の愛だったと。
でもねぇ・・・こどもはそんなの求めてない。
とにかく、親が自分の全てを認めて受け止めて愛してくれたらそれでいい。
だからわざと悪戯したり、親の怒るようなことをして親を試すんです。
「それでも愛してくれる?」って。
だから、娘が時々、私がものすごく「キーーー!!!」ってなりそうなことをする。
そんな時に、大きく深呼吸して「私試されてる」と思って対応します。
冷静に、「ダメなことはダメ」
でも「お母さん、家事ばっかりして「ちょっと待ってね」ばかりで寂しかったね。ごめんね。」
そうやって抱きしめます。
でも、キー!ってなるときもあるけどねwww
とにかく、子供へはネガティブな言葉じゃなく、
溢れんばかりの愛を注いであげてくださいね♪
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